エディー・ハーン、ヘイニーvsガルシアの再戦に関して私見を述べる | ボクシング
体重超過を犯しながら、ライアン・ガルシアはデヴィン・ヘイニーに勝利した。再戦の可能性についてプロモーターが私見を述べた。
プロモーターのエディー・ハーン氏は、デヴィン・ヘイニーがライアン・ガルシアとの再戦に関心を抱いていると見る。ガルシアが階級を上げたとしても試合は実現すると考えている。 日本時間4月21日(日)、アマチュア時代から対戦歴があったヘイニーとガルシアは、プロボクサーとして初めての対戦を迎えた。両者は数多くの見応えある場面を生み出した。 ガルシアが第1ラウンドから早々と優位に立ったものの、試合の前半は総じてヘイニーが試合を支配しているかに見えた。しかし第7ラウンドにガルシアの一撃によりダウンを喫すると形成が逆転、試合終了のゴングが鳴るまでにさらに2度のダウンを奪われた。 この3つのダウンが試合の分岐点となり、25歳のガルシアはマジョリティデシジョンで勝利。ガルシアが前日計量で体重超過を犯したことから後味の悪い結果となったが、試合後にはすでに再戦への声が上がっている。 ただし、試合後にガルシアはウェルター級転向を宣言した。WBCスーパーライト級王座を保持し続けることとなったヘイニーとの再戦にむけて、これが障害となるのだろうか? このイベントでヘイニーの共同プロモートを務めたハーン氏は、その可能性を否定する立場だ。『Boxing News』のインタビューで次のように述べている。 「再戦が147ポンド(約66.7kg:ウェルター級)で行われるとしても、デヴィンは間違いなくそれを受け入れるだろう」とハーン氏は言う。 「私は再戦が大きく注目されると確信している。(このイベントで)両者はいい数字を叩き出し、まさに全盛期にある。ライアンには選択肢が豊富で、この試合に臨む以前からスターだったが、今やさらなるビッグスターになっている」
Matt Astbury