能登地震発生直後の自宅の様子が話題 祖父の一言で設置した「地震対策グッズ」が部屋と命を守った
家具の転倒対策の大切さがわかる写真がX上で話題になっています。 投稿したのは、Xユーザーの@natsu_eringiさん。 【写真3枚】地震の衝撃が伝わる「部屋」の様子 当ポストは2024年1月11日時点で7万1000件を超えるいいねを集めており、「見事に使命を果たしたんやな」「無事で何より」「うちも備えます」と多くの反響が寄せられています。記事後半では、家具の転倒を防いだアイテムの価格を紹介します。 ※投稿写真は【写真3枚】をご参照ください。 ※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
棚の転倒を防いでくれたのは
「棚につけてた地震あったとき用の棒、折れてるのやばいよ…なかったら棚倒れてたくらいの揺れでした…」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。 そこに収められていたのは、家具の転落対策の突っ張り棒。この写真は1月1日に発生した能登半島地震直後の、富山にある自宅の様子だと言います。 ポキッと折れ曲がった突っ張り棒の様子から、地震の揺れの激しさが伝わってきますね。もしこの棒を設置していなかったらと思うと、ゾッとしてしまいます…。 投稿主の@natsu_eringiさんに詳しい話を伺いました。
祖父が心配してつけてくれた突っ張り棒
@natsu_eringiさんによると、今回倒れた棚は3段と4段のカラーボックスを組み合わせて大きい1つの棚にしていて、縦180cm、横135cm程のものとのこと。 棚同士はビスで固定し、部屋の中央に置いてたそうです。 部屋の真ん中に大きな棚を置くことを心配した@natsu_eringiさんのお祖父さんが、棒の設置をすすめてくれたのだそうです。 当初は@natsu_eringiさんも家族も突っ張り棒は必要ないのではと思っていたそうなので、まさにおじいさんのアドバイスのおかげですね。 そんなおじいさんは昨年の1月に他界したとのこと。「地震後には、祖父のおかげで助かったのだ、祖父が亡き今でも私のことを守ってくれたのだと家族で話し合っていました」と話してくれた@natsu_eringiさんでした。