りんごの“ベタベタ”食べても大丈夫? 野菜ソムリエプロが解説「おいしいりんごは“おしり”に注目」
◆皮はポリフェノールや食物繊維が豊富、輪切りにすると食べやすくなる
――さまざまな品種があるりんごですが、多いものを教えてください。 【小島香住さん】 国内のりんご生産量の約50%が「ふじ」です。次いで、「つがる」「王林」「ジョナゴールド」の順で、4品種だけで75%以上を占めます。また、品種名に「サン」がつくものは、無袋栽培の意味で袋掛けをせず、日光に当てて栽培されています。 ――美味しくりんごを食べるための切り方や注意点について教えてください。 【小島香住さん】 りんごの皮には、ポリフェノールや食物繊維が豊富に含まれています。むかずに食べるのが理想ですが、皮が噛みにくかったり、喉にひっかかったりするため、食べ難さを感じることがあります。輪切りにすることで、皮も食べやすくなり、無駄なく美味しく食べることができます。小さい子どもやお年寄りなど、皮ごと食べるのが苦手な方にもおすすめです。 小島香住(こじま かすみ)さん 野菜ソムリエプロ/管理栄養士 食品メーカーで営業・商品企画開発・メニュー開発などに従事したのち独立。管理栄養士の知識と育児経験を活かし、企業のレシピ開発やコンテンツ制作、野菜・果物の解説や時短&簡単レシピなどのコラム執筆、セミナー講師としても活動する。