大きさは“戦艦大和” 1.5倍!呉で建造中 “世界最大級” 巨大コンテナ船に潜入!「スケールでかすぎ」新幹線のぞみ16両編成とほぼ同じ全長400m 船長室は“まるでホテル”
操縦室とつながるブリッジと呼ばれるエリアがあり、船の両端の状況を確認します。 小林キャスター 「あ、ガラスがあって下が見えます。これは高いなぁ。これ高さは海面までどれぐらい?」 JMU杉森さん 「70mぐらい」 20階建てのビルと同じような高さの場所から、港への着岸や狭い運河を通る際、目視で距離を確認しながら舵を切ることができます。 巨大な船で働く乗組員にもプライベートな空間が用意されています。 乗組員にはそれぞれトイレ・シャワー付きの個室が用意されています。 共用スペースには食堂やラウンジが準備され、長い航路の中でくつろぐこともできます。 また船長室は、部屋は2つに分かれており、ソファーとデスクが置かれた部屋とまるでホテルの部屋となっていました。Wi-Fi環境も整備されているそうです。 ■“圧倒的な存在感” メインエンジンは9気筒 いよいよこの巨大コンテナ船の心臓部、エンジンルームへ向かいます。 小林キャスター 「これはなんでしょうか?」 JMU杉森さん 「これはメインエンジンになります」 小林キャスター 「これは何気筒?」 JMU杉森さん 「9気筒ですね」 小林キャスター 「これがこの船の心臓部と」 JMU杉森さん 「そういうことになります」 エンジンは動きだすと会話ができなくなるほどの大きな音と熱気がでるそうです。そばには機関制御室があり、エンジンの状態を監視・制御を行います。 JMU杉森さん 「あまりにも圧倒的に大きいもので、いままで培った経験を超えてしまう。いろんな仕事の段取りにしても量にしても、合わない・終わらない苦労があったと聞いています。 我々も経験したことのない大きな船を造らさせていただいて、お客様の元で活躍することを願っている。」 コンテナ船は6日に命名式が行われたあと出港します。この巨大コンテナ船は、呉の港を離れたあとは、中国やシンガポールなどアジアとヨーロッパを結ぶ航路で使われるため、今後、日本に寄港することはないそうです。
中国放送
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