【ジャパンC】オーギュストロダン 有終Vへ万全 A・オブライエン師「かなりチャンスある」
「ジャパンC・G1」(24日、東京) 有終Vへ準備は整った。愛国馬オーギュストロダンは22日朝、東京のダートをキャンターで1周。連日速い時計を出しており、A・オブライエン師は「リラックスしていて満足しています。今の方法はどこでも、いつでも変わらない準備」と仕上げに胸を張った。 5枠8番には「ムーアと6、7あたりがいいねと話していたので8も問題ない」と納得顔。ジャパンCに参戦した過去6頭と比較して、「ディープの子で大きく動く。トラックを見て適性があると思った。今までで一番可能性がある馬を連れてきたし、かなりチャンスがあると思っている」と力を込める。 調教騎乗のリチャードソン厩務員も「若い頃から心肺機能が強く、動きはもちろん、走り方がスムーズで速い。他とは格が違う印象を受けた」と絶賛する。20日発表のカルティエ賞を受賞したシティオブトロイにも騎乗しており、「シティオブトロイはスピードを持続し、オーギュストロダンはギアがいくつもある。どちらも心肺機能が強くて素晴らしい馬」と年度代表馬と並べて高く評価した。