マンU所属選手は代表戦では好調なプレイを見せる? キャプテンのブルーノは代表での快適さを語る
悩めるメガクラブ
マンチェスター・ユナイテッドの心臓、ブルーノ・フェルナンデスの瞳には、かつての輝きが失われているように見える。マンUでは苦しんでいる現状を踏まえ、ポルトガル代表の素晴らしさを率直な言葉で語った。『Daily Mail』が伝えている。 フェルナンデスは、マンUの雰囲気について「ポジティブな瞬間ではない」と表現した。プレミアリーグでは14位と低迷し、エリック・テン・ハーグの監督の座も揺らいでいる。しかし、沈み切ったチーム状況とは裏腹に代表戦で活躍する選手が多い傾向にあるマンUの選手たち。 フェルナンデスは、先日行われたポーランド戦でアシストを記録し、終始良いプレイを見せた。また、マヌエル・ウガルテもフィットしきれていないマンUでの試合とは違い、安定したプレイを披露している。過去の例では、ハリー・マグワイアやヴィクター・リンデロフなども代表戦で良いプレイを見せる傾向にあった。こうした現象が起きる理由は、フェルナンデスが語ったような雰囲気や、一緒にプレイ選手の質が関わっているのかもしれない。赤い悪魔のキャプテンは代表での活動について以下のように述べた。 「代表チームの雰囲気は(マンUと)全く違う。とても気楽に感じるよ。雰囲気が良い。自分の国にいて、自分の言葉を話し、食べ物もおいしいよ」 「チームが持つダイナミクスと僕のそばにいる選手たちの質のおかげで、僕は良い気分で、非常に高いレベルでサッカーを楽しむことができると感じている」 フェルナンデスは、マンチェスター・ユナイテッドで再び輝きを取り戻したいと願っている。しかし、そのためには、チーム全体が変化を遂げなければならないだろう。果たして、レッドデビルズは、再び栄光の日々を取り戻すことができるのだろうか。代表にあるような一体感の欠如が、クラブでの個々のプレイの質が落ちてしまう原因になっているのかもしれない。今週末から再開するプレミアリーグで、解決への糸口を見つけ出すことができるのか。注目が集まる。
構成/ザ・ワールド編集部