兵庫県知事選めぐる投稿物議 ラサール石井「社会の底が抜けた」、前川喜平氏「民主主義を破壊する悪性ウイルス」...
タレントのラサール石井さんが2024年11月17日にXで、同日に投開票が行われた兵庫県知事選挙の結果を批判し、ネット上で議論が起きている。 【画像】ラサール石井さんの指摘をみる ■「兵庫県民の皆さん大丈夫ですか」 今回の県知事選は、斎藤元彦前知事がパワハラ疑惑に関連した文書告発問題をめぐって県議会から不信任決議を受け、9月30日に失職したことから行われ、斎藤氏が再選を果たした。 なお、今回の知事選の投票率は55.65%。前回に比べて14.55ポイント上昇していた。また、斉藤氏は2位の稲村和美候補と13万票以上の差をつけ、111万3911票で再選した。 この結果について、ラサール石井さんはXで、「社会の底が抜けた。兵庫県民の皆さん大丈夫ですか」とコメント。 さらに「政治に無関心な人が、選挙に行かなかった人が、彼を当選させた」ともつづっていた。 この投稿にネット上からは、 「過去最高の選挙率だし何言ってんだ?」 「違います。選挙にみんなが行ったから勝ち取ったのです。投票率見ましたか?」 「自分が望まない結果になったからってその県民全体を否定するのはおかしい」 という声が集まっていた。
「正気が狂気に敗れた兵庫県知事選」
また、元文科事務次官の前川喜平氏も同日にXで、「真実が虚偽に敗れた、誠実が不実に敗れた、寛容が傲慢に敗れた、賢明が蒙昧に敗れた、正気が狂気に敗れた兵庫県知事選」と批判的に言及し、「この深刻な民主主義の危機は、メディアと教育の責任だ」とつづった。 その後も、「斉藤素彦を当選させた選挙ビジネスは、民主主義を破壊する悪性ウイルスだ。その正体を暴いて退治しなければならない(原文ママ)」と苦言を呈していた。 前川氏の投稿にもネット上からは、 「選挙の結果が民意です」 「兵庫県の有権者を馬鹿にしすぎです」 という声が寄せられていた。