センバツ甲子園 明豊VS敦賀気比 大会2日目第2試合 強豪相手にも臆さず /大分
◇改めて「日本一」宣言 第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が8日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、3年ぶりに出場する明豊は、大会2日目の19日第2試合(午前11時半開始予定)で、敦賀気比(福井)と対戦することが決まった。【神山恵】 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 抽選は、同一地区の出場校同士なら準々決勝まで、同一道府県なら決勝まで対戦しないよう振り分けた。くじは地区ごとに引き、九州の順番は3番目だった。明豊の山内真南斗主将(2年)は、九州4校のうち2番目にくじを引いて「明豊高校、10番です」と読み上げた。 敦賀気比は2015年のセンバツで優勝した強豪で、OBには吉田正尚選手(米大リーグ・レッドソックス)らがいる。緩急ある投球が特長の左腕、竹下海斗投手(2年)が主戦で、昨秋の公式戦計9試合で56回を投げ、46三振を奪い、防御率は1・45。チームは北信越大会で準優勝した。 川崎絢平監督は「甲子園の常連校。竹下投手は経験豊富で、簡単には勝てない相手」との印象を語り、「第2試合は気温が高いのでやりやすい。調整は順調なので、相手校のデータや資料を見て臨みたい」と述べた。 また、山内主将は敦賀気比について「粘り強く、丁寧な野球をする印象がある」と発言。改めてチームの目標は「日本一」と宣言したうえで「そこを目指してやっていきたい」と力強く語った。 大会は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。今年は5年ぶりに甲子園での練習があり、明豊も14日に30分間、練習する予定。