歌舞伎町質店強盗の被害品を転売疑い52歳男を逮捕 「うすうす気付いていたがカネに困り」
今年4月、東京・歌舞伎町の質店にハンマーを持った男が押し入り、貴金属などが奪われた事件で、被害品の腕時計を転売したとして、警視庁捜査1課は盗品等処分あっせんの疑いで、住所不定、無職、杉山勝成容疑者(52)を逮捕した。調べに対し「うすうす気付いていたが、カネに困りやった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は8日、埼玉県蕨市内の買い取り店に、事件の被害品である高級ブランド「ロレックス」の腕時計(販売価格398万円)を持ち込んで売ろうとしたとしている。 捜査1課によると、杉山容疑者は4月28日にも被害品とみられる腕時計をこの店舗に持ち込んでおり、警視庁が捜査を進めていた。8日午前に再び来店してきたため、店側が警察へ連絡。身柄を確保されたという。 調べに対し、X(旧ツイッター)で闇バイトを募集する投稿に応募し、前日に江戸川区内の公園に置かれていたものを持ち込んだと説明しているという。