【全掲載】センバツ高校野球32校決定 地震被害の輪島から聖地へ~日本航空石川 北海道、青森、愛知、石川、和歌山は2校づつ 神奈川や埼玉選ばれず
きょう26日、第96回選抜高校野球大会の選考委員会が実施され、いよいよ今年の出場32校が決定した。今大会は、新基準の『低反発のバット』の導入が決まり、過去に比べて試合でどのような違いが起きるのかも注目が集まる。 部員ひとり「野球やっていて良かった」連合チーム最後の夏に決めた『ランニングホームラン』 【北海道 1】 北海道は従来どおりの1枠。秋の北海道大会で優勝した北海(3年ぶり14回目)が決定した。 (補欠 東海大札幌) 【東北 2→3】 東北地区は、これまで6県の参加校がありながら、わずか2校と厳しいゾーンだったが、今回3校に増えて出場の機会が広がった。 青森 青森山田(8年ぶり3回目)八戸学院光星(5年ぶり11回目) 福島 学法石川(33年ぶり4回目) (補欠 一関学院 鶴岡東)
埼玉県と神奈川県からは選ばれず
【関東・東京 6】 東京が1校、関東が5校。埼玉県と神奈川県からは選ばれず、秋の関東大会ベスト8の千葉・中央学院が選出された。 茨城 常総学院(3年ぶり11回目) 栃木 作新学院(2年連続12回目) 群馬 健大高崎(2年連続7回目) 千葉 中央学院(6年ぶり2回目) 東京 関東一(8年ぶり7回目) 山梨 山梨学院(3年連続7回目) (補欠 桐光学園 花咲徳栄 創価) 【東海 2→3】 東海地区は、2校から3校に出場校枠が増えた。 愛知 豊川(10年ぶり2回目) 愛工大名電(12年ぶり10回目) 三重 宇治山田商(16年ぶり2回目) (補欠 藤枝明誠 県岐阜商)
被災した輪島市から…日本航空石川が聖地へ
【北信越 2+1(神宮大会枠)】 北信越地区は、星稜が昨秋の神宮大会で優勝したことで、地区での選出枠が3校になり、能登半島地震の被害を受けた石川県輪島市にある「日本航空石川」の出場が決定した。現在は山梨県のキャンパスで練習している同校が、甲子園を沸かせる姿に全国から期待が集まる。 石川 星稜(2年ぶり16回目) 日本航空石川(6年ぶり3回目) 福井 敦賀気比(4年連続11回目) (補欠 北陸 帝京長岡)