現役セクシー女優が明かす、“親バレ”の意外な経緯「でも、お母さんは『娘の人生だから』って」
デビュー後に“名前”で後悔「当初は病みました」
そして“単体”のセクシー女優としてデビューが決まった。ただ、「当初は病みました」と振り返る。 「本名に近い名前でグラドルとしてDVDも出していたから、その経歴を残したかったっていうのもあったんですが、それに近い名前でデビューしてしまって、自分でも『AV堕ちしてしまった』と思ってしまって。20代前半だったんですが『私はテレビに出たかったのに、なんてことをしてしまったんだ』と、すごくネガティブになってしまったんです。 やっぱり親バレもしたくないし、自分で決断したことなのにすごく怖くなってしまって。それで『どうしても改名して、心機一転やり直したい』と事務所に相談して、今の葉月美音になりました」 改名する際に、苗字の葉月は暦(8月)から、名前の美音は「歌がうまいから美しい音でみおんってどう?」と事務所の人が提案してくれたんだとか。 「有名な占い師さんに見てもらって、『この名前なら仕事が長続きする大器晩成だよ』って。その人はたくさんの有名女優の名前をつけた人なんです。本名に近い名前から改名したことで、ようやく“もう一人の自分を演じている”として、心のバランスが取れるようになりました」
“親バレ”しているけれど…
結局、親バレはしてしまったようだが、美音さんの母親は「知っているのに何も触れてこないから逆に怖い」と苦笑する。 「私の凡ミスで、掲載誌(掲載された雑誌)の送り先を実家にしてしまっていたんですね(笑)。いつ知ったのかはわからないんですが、とにかく知ってはいるんですよ。でも、その件については何も言ってきません」 両親は実際どう思っているのか……。なんと、美音さんが某番組に出演した際は母親と祖母がインタビューに答えていたそうだ。 「インタビューで『娘さんがセクシー女優をしていることについてどう思いますか?』という質問を受けて。お母さんは、それでも『娘の人生だから』って。ただ、『本音を言えば普通のOLさんになって欲しかった』って答えていましたね。設定上では、何回もOLをやっているんですけど(笑)」 そんな母親も今回の葉月さんの結婚をとても喜んでくれたそうで「やっと親孝行ができた」と微笑む。 「いい意味で結婚した実感がないんですよね。結婚する前に旦那さんに『セクシー女優の仕事は辞めなきゃダメ?』と聞いたら『仕事だから別に』と寛容な返事でした。別に私が養っているわけではないけど、旦那さんも芸人さんだからかな? 実は、旦那さんのご両親には私がセクシー女優だということは内緒なんです」 いちおう、「芸能系の仕事をしている」ということだけは説明しているようで「バレたらバレたときに考える」と話す。 「芸名の問題で病んだときもあったけど、私はこの仕事が大好きなので、できるだけ長く続けていけたらなって思ってます」 美音さんは「早く本物の人妻女優として新作が出したい!」とやる気満々だった。 <取材・文/吉沢さりぃ、撮影/長谷英史> ―[葉月美音]― 【吉沢さりぃ】 ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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