フランス代表では直近10試合で“0ゴール0アシスト” イタリア戦も不発だったグリーズマンに向けられる厳しい視線
33歳を迎えて影響力が低下してきたか
6日に行われたUEFAネーションズリーグでイタリア代表に1-3で敗れたフランス代表。EURO2024に続いて消化不良な結果となってしまったが、仏『Foot Mercato』が気にかけているのがFWアントワーヌ・グリーズマンだ。 イタリア戦でグリーズマンは77分間プレイしたが、目立った結果は残せず。グリーズマンの代表戦直近10試合を振り返ると、0ゴール0アシストとなっている。年齢を重ねてからは中盤まで下がってプレイする機会も増えているとはいえ、得点に関与できていないのは気がかりか。代表戦で最後にネットを揺らしたのは、昨年9月に行われたドイツとの親善試合だ。 EURO2024でもフランスは得点力不足に苦しみ、グリーズマンも物足りないパフォーマンスだった。ディディエ・デシャン体制のフランスはグリーズマンが攻守の中心となってきただけに、33歳を迎えたグリーズマンの影響力が低下している場合は何か手を加える必要があるかもしれない。 パリ・サンジェルマンFWブラッドリー・バルコラ、バイエルンFWミカエル・オリーズといったフレッシュなアタッカーはチームに入ってきたが、中盤からチャンスメイクするタイプの選手は不足気味だ。グリーズマンはその役割を担ってきた選手だが、2026年のワールドカップへ変化が必要なのかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部