【大学野球】リーグ優勝の早大がパレードと祝賀会を開催 吉納翼副将「小宮山悟という男を日本一の監督に」
◆東京六大学春季リーグ戦▽最終週第2日 早大12―2慶大(2日・神宮) 王手をかけていた早大が早慶戦の第2戦が行われた2日、慶大に12―2で勝利し、2020年秋以来7季ぶりの優勝を決めた。その日の夜、早稲田キャンパス周辺で優勝パレードを開催し、早稲田アリーナで優勝祝賀会が行われた。 優勝祝賀会で小宮山悟監督(58)は「千葉県私立芝浦工業大学柏高等学校出身」という伝統の自己紹介から始め、「すぐ全日本大学野球選手権。残り4試合勝ってまたこのようなかたちで日本一報告会をできれば」と力強く語った。吉納翼副将(4年=東邦)が「小宮山悟という男を日本一の監督にします!」と宣言すると思わず顔をほころばせた。 印出太一主将(4年=中京大中京)は「選手権でもリーグ戦で見せたような粘り強さ、終盤の強さ、1球に懸ける思いを前面に出して必ず日本一の栄冠を手にしたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と2015年以来、9年ぶりの日本一をファンの前で誓った。 全日本大学野球選手権大会は10日に開幕する。早大の初戦は11日。千葉県大学野球連盟の代表・中央学院大と関西六大学野球連盟の代表・大阪商業大学の勝ったチームと東京ドームで対戦する。(臼井 恭香)
報知新聞社