阪神・豊田寛、延長十回2死二塁で気合のヘッドスライディング内野安打「何でもいいからつなごうという気持ち」
(セ・リーグ、阪神1ー1中日=規定により延長十二回引き分け、11回戦、阪神6勝3敗2分、26日、甲子園)代打で出場した阪神・豊田寛(27)が気迫でつないだ。1―1の延長十回2死二塁で起用されると、追い込まれながらも橋本の変化球に食らいつき、詰まった打球は二遊間へ。泥臭いヘッドスライディングで内野安打をもぎ取った。「何でもいいからつなごうという気持ちで。ファウルでなんとか粘って、事を起こそうと思って打席に立った」と振り返った。1軍昇格後は打率・333(12打数4安打)と存在感を放っている。