【インドネシア】西ジャワ特産マンゴー、日本出荷へ調整中
インドネシアの西ジャワ州政府は、同州スメダン県特産のマンゴー「グドンギンチュ」種を日本へ初出荷するため調整を進めている。 西ジャワ州のヘルマン官房長は15日、スメダン県とその周辺のチレボン、クニンガン、マジャレンカ、インドラマユ各県からのグドンギンチュ輸出に向けて調整段階にあると述べた。在インドネシア日本大使館関係者によると、現在2国間で協議を進めており出荷時期については未定という。 ヘルマン氏は、日本輸出に向けた最大の難関はグドンギンチュを国際規格に合わせることと指摘。マンゴーの輸出品には、ミバエ類の卵、幼虫を完全に殺虫することが求められるため、西ジャワ州政府は、検疫庁、パジャジャラン大学西ジャワ開発研究所と協力して、輸出業者が必要な基準を満たせるよう支援していると説明した。 マンゴーは、西ジャワ州知事令『2018年第31号』で、州の特産果物の一つと規定されている。