【NFL】2勝5敗でもジェッツを信じるQBロジャース、「信じる力は雪玉が雪崩を引き起こすようなもの」
その次の試合でジェッツはディビジョンライバルのバッファロー・ビルズに23対20で敗れた。そして、サンデーナイトフットボールでピッツバーグ・スティーラーズと対戦するシーズン第7週を前に、ジェッツはワイドレシーバー(WR)デバンテ・アダムスをトレードで獲得。ロジャースは過去にチームをともに立て直した元チームメイトと再びタッグを組むことになった。
ただ、ジェッツでの大きな変化はアダムスの加入だけで、そのアダムスもデビュー戦では3回のキャッチで30ヤード獲得にとどまり、後半ではスタッツシートに何も貢献できなかった。以前の3敗は合計10点差以内での接戦だったが、この試合ではスティーラーズに37対15で完敗し、さらに31点を連続で奪われる結果となった。
アキレス腱断裂からの復帰後、ロジャースはリズムをつかむのに苦しんでおり、直近3試合で6つのインターセプトを記録している。これで今季のインターセプト数は7つとなり、キャリア最高の13回の半分を超えた。
これらのターンオーバーやその他のミスに伴い、ロジャースは時折チームメイトのプレーや自身に対して不満を露わにする場面も見られたが、今後は「自由にプレーする」姿勢をチームに浸透させていくことを約束している。
「みんなリラックスしているように感じるし、練習も良い感じだと思う。ただ、試合当日になると、なぜか緊張してしまう。俺は率先してそれを変えていくつもりだ」とロジャースは話している。
「平日と同じエネルギーを試合の日にも維持して、そのエネルギーでチームを引っ張っていく必要がある。いい感じにリーダーシップを発揮できた瞬間はあったが、俺はもっと良いリーダーにならないといけない。みんながミスを恐れずに自由にプレーできるように、できる限りのことをしていきたい。何か悪いことが起きた時、俺を含めて、どう対応するか。それをもっと上手くできるようにしなければならないし、今週はそれをチームに伝わるようにする」