【今週の注目新馬】サラコスティ〝出世レース〟でデビュー 近親に重賞ウイナーずらり 池添師「サラキアに似ています」
サラコスティの祖母サロミナは独オークス馬、母サロニカはエルフィンSなど2勝。母のきょうだいには府中牝馬S1着、有馬記念2着サラキアや朝日杯FS勝ちのサリオスがいる。 19日は栗東坂路で4ハロン54秒2の馬なりだったが、12日はルメール騎手が乗って、栗東CWコースで6ハロン83秒5─11秒4をマークするなど態勢は整っている。池添調教師は「重心が低い走りで、折り合いも心配はありません。姿、形、走りの軽さを含めて(現役時に管理した)サラキアに似ていますね」と期待を寄せる。 今年の舞台は京都だが、〝宝塚記念デー〟に行われた1800メートルの新馬戦に出走した馬の出世劇は多い。2020年はダノンザキッドがVを決めて、後にホープフルSに優勝。また、ともに5着に敗れたとはいえ21年キラーアビリティ、22年ドゥラエレーデもホープフルSを勝っている。サラコスティも要注目だ。