ビヨンセのコンサート映画のワールドプレミアが開催 リゾがセクハラ裁判後初めてレッドカーペットに登場
現地時間11月 25日(土)、ビヨンセのコンサート映画『Renaissance: A Film By Beyoncé(原題)』のワールドプレミアがビバリーヒルズのサミュエル・ゴールドウィン・シアターで開催された。レッドカーペットは歩かなかったもののビヨンセも出席。会場が暗くなってからひっそり入場したと報じられている。このプレミアそのものも密かで謎めいた演出で行われた。事前にゲストに知らされていたのは日時のみで、会場は24時間前に初めて連絡されたという。また「メタリックで、居心地はいいけれど豪華な装い」で来場するようにゲストたちに通知があったことも明らかになっている。 【写真】おしゃれ歌姫ビヨンセの誕生~最新ファッションまでの変遷ストーリー
レッドカーペットにはケリー・ローランドやミシェル・ウィリアムズ、ジャネール・モネイ、ルピタ・ニョンゴ、クリス・ジェンナーら多くのセレブが登場。ドレスコードを思い思いに解釈した装いを披露した。
ビヨンセに見出されてメジャーデビューした姉妹デュオ、ハリー&クロイも。ちなみに10月に開催されたテイラー・スウィフトのコンサート映画のプレミアにはビヨンセがサプライズで登場しニュースを賑わせたが、今回テイラーは中南米で公演中のため欠席。再会は実現しなかった。
その代わり注目を集めたのはリゾ。彼女は今年8月に元バックダンサー3人からセクハラや差別行為で提訴されてから、公の場所に登場することが激減している。ガラやアワードの会場に姿を見せることはあったが、レッドカーペットに出てきたのは今回が初。
ビヨンセはリゾにセクハラ疑惑が浮上した直後のコンサートで楽曲「Break My Soul」のThe Queens Mixの歌詞にあった彼女の名前を削除してパフォーマンスした。そのためリゾを批判していると見られていたが、その後のコンサートで彼女にエール。リゾの名前を再び歌詞に入れると「リゾ、愛している」とステージで叫んだ。
ちなみにリゾは現在元バックダンサーに加え、元スタイリストからもセクハラで提訴されている。元スタイリストの弁護士は「リゾがまったく責任を取ろうとしないから法的措置をとることにした」コメント、「既に被害者が名乗り出ていて、これからも名乗り出ることが考えられる。それにもかかわらず責任を一切否定している」と彼女を非難している。このまま裁判に突入するのか、続報を待ちたい。