お疲れ様でした! 今季で愛するクラブを去る功労者(8)サブでも貢献! アーセナルの最古参
いかなる功労者であっても、愛するクラブに選手として在籍し続けることはできない。いつかは必ずチームを去らなければならない時がやってくる。今回は、これまで多大な貢献をしながら2023/24シーズンで最愛のクラブを去ってしまう功労者を紹介する。※成績は5月24日時点の『transfermarkt』を参照。
MF:モハメド・エルネニー 生年月日:1992年7月11日 所属クラブ:アーセナル トップチーム在籍期間:9シーズン クラブ通算成績:161試合6得点10アシスト アーセン・ベンゲル監督が指揮していた時代からアーセナルを支え続けてきたチームの最古参選手、エジプト代表MFモハメド・エルネニーは今夏で同クラブを退団することとなった。 母国エジプトでプロデビューしたエルネニーは2013年冬にスイスの名門バーゼルへ移籍し、主力としてタイトル獲得に貢献し続けた。ここでの活躍が認められ、2016年冬にアーセナルへ完全移籍。ベシクタシュへ期限付き移籍した2019/20シーズンも含めると9シーズンにわたりアーセナルに在籍していた。 しかし、エルネニーがその9シーズンで主力としてプレーしていた期間は少なかった。主に中盤の控え選手としての役割を与えられ、今季はデクラン・ライスやジョルジーニョ、トーマス・パーティらが中盤の底で起用されていたため公式戦6試合にしか出場していない。 だが、エルネニーは少ないプレー時間しか与えられなくとも、出場すれば精力的にピッチを走り回ってチームの勝利に貢献してきた。そんな献身的な彼の姿に心を打たれたサポーターは少なくないだろう。ベンゲル退任前後から続いた苦しい時代のアーセナルを支えていたエルネニーは、間違いなくクラブの功労者である。
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