【今日は何の日:8月11日】1936年、日本人女子選手として初めての五輪金メダル。200メートル平泳ぎでドイツ選手を0秒6差で振り切ったその人の名は…?
反骨の記者桐生悠々が「関東防空大演習」を嘲笑
1933(昭和8)年 「信濃毎日新聞」が主筆桐生悠々(1873~1941)の時局評論「関東防空大演習を嗤ふ(わらう)」を掲載。大日本帝国陸軍が8月9日から国民を動員し、関東地方防空大演習を実施したことを、「敵爆撃機を関東の上空で迎え撃つとは、わが軍の敗北そのものである。仮に迎撃しても全機撃墜は無理で、撃ち漏らした敵機に爆弾を投下されれば、木造家屋が多い東京は焼き払われる」と警告。軍部や在郷軍人会の反発を招き、桐生は退職を余儀なくされた。
前畑選手がベルリン五輪で女性初の金メダル
1936(昭和11)年 ベルリン五輪の競泳女子200メートル平泳ぎ決勝で前畑秀子(1914~1995)がドイツ選手を0秒6差で振り切って優勝し、日本の女子選手として初の五輪金メダルに輝いた。1932年アムステルダム五輪は銀で終わり、プレッシャーがかかる中での勝利。ラジオの実況での「前畑頑張れ!」の連呼が語り草となった。
小学館が「週刊ポスト」創刊
1969(昭和44)年 小学館が総合週刊誌「週刊ポスト」を創刊した。ライバルである講談社の「週刊現代」から10年後の市場参入。
北島選手、世界新で100平で五輪連覇
2008(平成20)年 北京五輪の競泳男子100メートル平泳ぎ決勝で北島康介が58秒91の世界新記録で金メダルに輝いた。2004年アテネ五輪からの連覇。
村田選手がミドル級で五輪ボクシング2人目の金メダル
2012(平成24)年 ロンドン五輪のボクシング男子ミドル級決勝で村田諒太がブラジル選手を判定で破り、金メダルを獲得した。1964(昭和39)年の東京大会でバンタム級の桜井孝雄以来、日本勢として48年ぶり2人目の金メダリスト。
8月初の祝日「山の日」
2016(平成28)年 この年から8月11日が祝日「山の日」になった。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」が祝日制定の趣旨。8月では初の祝日。
森英恵さん死去
2016(平成28)年 日本人として初めてパリ・オートクチュール組合の会員となり、1996年に文化勲章を受章するなど世界で活躍したファッションデザイナーの森英恵さんが死去した。享年96歳。