ドジャース対パドレス　プレーオフ進出を決め、シャンパンファイトを楽しむパドレス松井（右）

＜ドジャース2－4パドレス＞◇24日（日本時間25日）◇ドジャースタジアム 　パドレスがドジャースに逆転勝ちし、2年ぶり8度目のポストシーズン進出を決めた。楽天からポスティングで移籍し、メジャー1年目の松井裕樹投手（28）はゴーグルをつけてシャンパンファイトに参加したが「普段お酒を飲まないのでやばいです」と目を赤くしながら美酒に酔った。 【写真】シャンパンファイトを楽しむ松井裕樹 　中継ぎで61試合に登板し4勝2敗、防御率3・84と奮闘した。「ありがたいですね。本当に9月はなんもしてないので」。9月は登板2試合で、7日以来登板がない。それでも、8月までに好成績を残したからこそ、チームが上位に進出した。 　ラテン系の選手が多いチームらしく、大音量の音楽と、ディスコのような光の中でシャンパンをかけ合った。「みんなで喜び合える瞬間ってすごくいいなと思いました」。日本のビールかけとは違う、米国の慣習に「1回WBCでやったので」と言いながらも「みんなテンションが高くて、やばいっす」と雰囲気を楽しんでいた。 　これで西地区首位のドジャースに2ゲーム差と詰めた。25、26日に連勝すると、同率に並ぶ。勝率が並んだ場合、直接対決で既に勝ち越しを決めているパ軍が上位となる。