どこに行ったのか? 大谷翔平、30号は自身も追えぬ特大弾! 場外弾への期待に「一番大きいホームランを打てれば嬉しい」
ドジャースの大谷翔平が現地時間7月21日(日本時間22日)、本拠地でのレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場し、3打数1安打1打点の成績だった。5回の第3打席で右中間席へ日本人初となる4年連続4度目の30号本塁打を放ち、チームは9-6で勝利した。 【動画】特大の一発!大谷翔平が4年連続4度目の30号アーチを放つシーン 打球速度116.7マイル(約187.8キロ)、打球角度28度、飛距離は473フィート(約144メートル)の特大の一発で本拠地のファンを湧かせた。 試合後、大谷は米メディア『ESPN』のスポーツ情報番組『SportsCenter』のインタビューに応えている。 大谷は本塁打を確信して打球の行方を見つめていたが、「見ていたんですけど、どこに行ったのかちょっとわからなかったので、どこまで行ってるのかちょっと確認できなかった」と、自身も見失うほどの速さと飛距離の一発を振り返った。 場外ホームランへの期待を促されると「これからまだまだ打席には立っていくので、願わくばこの球場で一番大きいホームランを打てれば嬉しい」と、意気込みを語った。 試合は、先発のジェームズ・パクストンがジャレン・デュランに2ランを浴びて2点を先制されてしまうが、直後にフレディ・フリーマンの16号ソロで1点を返すと、ギャビン・ラックスの左翼への適時打で2-2の同点に追いつく。 さらに、テオスカー・ヘルナンデス、ラックス、オースティン・バーンズにもそれぞれソロアーチが生まれ、8回にはジェーソン・ヘイワードにも2ランが飛び出してリードを広げた。 9回は3点を返されてレッドソックスに追い上げられたが、大谷の一発を含め6本塁打を放ち、チームは先制を許しても打線が粘り強さを発揮して勝利をもぎ取っている。 大谷は「みんな素晴らしい打席を送っていると思いますし、中継ぎも含めて先制点を取られたあとにしっかり粘ってゲームをつくっているというところが、攻撃陣の流れを素晴らしく保てる要因かなと思います」と、チーム一丸で戦っている姿勢を強調した。 大台の30号に到達し、現在盗塁は23個を記録。「30-30」(30本塁打・30盗塁)も目前に迫る中、日米通算250本塁打にもあと「1」とした。 レッドソックスを相手に3連戦スイープを決めたチームは、明日からまた本拠地でジャイアンツとの4連戦を迎える。球宴明けで最初の一発を放ち、これからますます波に乗っていきそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]