山形県村山市で新そばの収穫を祝う感謝祭が開かれ、打ちたてのそばが振舞われました。 　村山市内のそば店でつくる振興会が新そばの収穫に感謝し、おいしいそばを提供できるようにと毎年開いているこのイベント。きょうはそばの生産者や職人らが参加し、神事の後、地元産の「でわかおり」を使った新そばを味わいました。 「打ちたての新そばをいただきます。噛むたびに爽やかな香りと甘みが広がる。歯ごたえとのど越しも抜群」 　今年は8月上旬に雨が続いたことで種まきの時期が遅れましたが、その後は順調に生育し、申し分のない出来だということです。 「ものすごく（香りが）強くて香ばしい。そば本来の味が楽しめる」 「今年特に美味しいと思うので、ぜひ村山市のそば街道にお越しいただきたい」 【最上川三難所そば街道振興会 佐藤和幸会長】 「この新そばの時期はお客様も私たちも一番楽しみにしている時期。そばの品種「でわかおり」を十分に生かしたそばでお客様が満足できるようにおもてなししたいと思うので、どうぞお店の方においでいただければ」 　新そばは振興会に加盟する10店舗で11月1日に提供が始まります。