誕生から5年半[RAV]最後の改良か!? FFを廃止し人気のメーカーオプションを標準装備化!! フルモデルチェンジは2025年末か!?
トヨタは2024年11月28日、RAV4を一部改良し、ガソリン車、ハイブリッド車を2024年12月16日、PHEV車を1月6日に発売すると発表した。どんな改良の内容なのか、解説していこう。 【画像ギャラリー】デビュー5年半を迎えるRAV4が人気のオプションを標準装備化して登場!!注目の中身を写真でチェック!(6枚) 文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
■RAV4はデビューから5年半!最後の改良か!?
トヨタは2024年11月28日、RAV4を一部改良して発売すると発表。ガソリン車、ハイブリッド車を12月16日、PHEVモデルを2025年1月6日に発売する。 一部改良の内容は、グレードごとに違うが、人気の高いメーカーオプションを標準装備化しているのが特徴で、Xグレードにはブラインドスポットモニターをはじめ、パーキングサポートブレーキ、ドアミラー足元照明を標準装備。 Adventure、G"Z package"、G、Zグレードでは10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusを標準装備とした。 ハイブリッド車(E-FOUR)は、メーカーオプションのアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付き)を選択した際、外部給電アタッチメントを標準装備とした。 ちなみに外部給電アタッチメントは、ドアと窓を閉めたまま電源コードを車外へ出せる外部給電機能用の装備。車内への虫等の異物や雨水の浸入を予防する。 価格は323万7300円~566万1700円。こうした装備の充実によって価格は2万8700円~6万8900円のアップ。FFモデル(X=293万8000円、Xハイブリッド=353万8000円)が廃止されたことで、300万円以下のRAV4がなくなったことは惜しい。 ■一部改良後のRAV4価格※カッコ内は旧価格と値上げ額 Z(PHEV)/566万1700円(563万3000円、2万8700円UP) アドベンチャー"オフロードパッケージ II"(ハイブリッド)/453万2000円(450万3000円、2万9000円UP) アドベンチャー"オフロードパッケージ II"(ガソリン)/391万2700円(388万4000円、2万8700円UP) アドベンチャー(ハイブリッド)/433万1800円(430万3000円、2万8800円UP) アドベンチャー(ガソリン)/371万3600円(368万4000円、2万9600円UP) G"Z パッケージ"(ガソリン)/386万5400円(383万6000円、2万9400円UP) G(ハイブリッド)/433万2900円(430万4000円、2万8900円UP) G(ガソリン)/369万4900円(366万6000円、2万8900円UP) X(ハイブリッド)/385万9900円(379万1000円、6万8900円UP) X(ガソリン)/323万7300円(316万9000円、6万8300円UP)
■次期RAV4のデビュー時期は?
現行の5代目RAV4のデビューは2019年4月、PHEVモデルは2020年6月だから、登場から約5年半。そろそろフルモデルチェンジが噂されるが、メイン市場の北米では2025年モデルが登場。 2024年11月のSEMAショーではRAV-Xが発表されたものの、ダカールラリーをイメージしたPHEVで、次期RAV4を示唆するモデルではなさそう。 現在、新型RAV4に関する具体的な情報はまだ入ってきていないが、早ければ2025年末に登場する線が今のところ濃厚だ。新型RAV4の最新情報が入り次第、お届けしよう。