20歳のシュナイダーがベキッチを倒してツアー2勝目、トップ30デビューも確定 [バート ホンブルク・オープン/テニス]
20歳のシュナイダーがベキッチを倒してツアー2勝目、トップ30デビューも確定 [バート ホンブルク・オープン/テニス]
WTAツアー公式戦「バート ホンブルク・オープン」(WTA500/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月23~29日/賞金総額80万2237ユーロ/グラスコート)の女子シングルス決勝でディアナ・シュナイダー(ロシア)がドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-3 2-6 6-3で振りきり、2月のホアヒンに続くツアー2勝目を挙げた。 ~バート ホンブルク・オープンで2月以来のツアー2勝目を挙げた20歳のシュナイダー選手~ 第4ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したシュナイダーは2度サービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セット2-3から最後の4ゲームを連取して2時間12分で勝利を決めた。 トータルの獲得ポイントは91対85とベキッチが上回っていたが、重要なポイントをより多くものにしたシュナイダーが勝者となった。 「素晴らしい1週間だった。人生で最高と言っていいような週を過ごすことができたから、これからもこの調子で続けていけるよう願っている」とシュナイダーは表彰式のスピーチで話した。 今季を世界ランク97位で始めたシュナイダーは自己最高の47位で今大会を迎えたが、キャリア最大のタイトルを獲得したことで初のトップ30入りが確定した。 先に行われたダブルス決勝では、第1シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/エレン・ペレス(オーストラリア)がチャン・ハオチン(台湾)/ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)に4-6 6-3 [10-8]で競り勝ち今季のツアー2勝目を挙げた。
テニスマガジン編集部