“クルマを楽しむ”がコンセプトの「東京オートサロン2024」で見つけた欲しくなる1台は
▼トヨタ/ランクルBASEカスタム「ブラッククルーザー70」
東京オートサロン2024に出展したランクル40×70の完成形、といいうのが謳い文句。ユニークなのは、ランクル70の海外仕様純正部品を組み込んでいること。「海外仕様を見かけて同じパーツが欲しいというお客さまもけっこういらっしゃっるので、海外への出荷前に、パーツを日本で販売できれば入手も容易になるし価格も抑えられるのでは、と社内で話しています」(トヨタ車体の企画担当者) あいにくこのままの形での販売はすぐに考えてはいないそうですが、ランクルBASE(ランクルの製造を手がけるトヨタ車体が愛知県に持つランクル専門店)のブースには、需要の高いメッキバンパー、ウインチ、スノーケル、アルミホイールなど「年央に販売を検討している」ランクル70の海外仕様の純正部品も展示されていました。 ちなみに先に触れたランクル40×70とは、23年のショーでお披露目されたレストアモデルで、70のシャシーに、40のボディを載せた仕様です。あいにく「高すぎる価格がつきそうなので」(担当者)いまのところ販売実績はないそうです。 * * * なにはともあれ、ブースには、関東一円(とアジア諸国)から熱心なファンが訪れており、なんとも楽しい雰囲気でした。
<文/小川フミオ>