ローマ、デ・ロッシ監督の後任はクロアチア人指揮官ユリッチ氏へ…約1年間の短期契約で合意か
かつてジェノアやトリノで指揮官を務めたイヴァン・ユリッチ氏が、ローマの監督就任に近づいているようだ。18日、イタリアメディア『スカイ』などが伝えている。 現在49歳のユリッチ氏は、現役時代にクロトーネやジェノアなどでプレー。引退後に指導者へと転身すると、2014年にはマントヴァで監督デビューを果たした。2015-2016シーズンには当時セリエBに所属していたクロトーネの監督に就任し、1年でクラブ史上初のセリエA昇格を達成。その後は、ジェノアとヴェローナで指揮官を歴任し、2021年7月からトリノを率いた。 2023-2024シーズン終了後にトリノの監督を退任したことで、現在はフリーの状況となっていたユリッチ氏。そんななか、18日にダニエレ・デ・ロッシ監督を解任したローマが同氏の招へいに近づいているという。『スカイ』によると、契約は2025年6月までの約1年間。チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した場合は契約を更新するオプションが付帯している模様だ。 ここまで開幕から4試合を消化したリーグ戦で、3分1敗と未勝利が続くローマ。ユリッチ氏は16位に低迷するクラブを再び押し上げることができるだろうか。
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