NISAの成長投資枠で高配当銘柄での配当金獲得を考えています。毎月4万円くらいのお小遣いを目指したいのですが… <前編>
配当利回りだけで判断は危険
「どの銘柄に投資する?」というときに、まず“配当利回り4%以上”などでスクリーニングする人は多いでしょう。ランキングされた銘柄のなかには、継続して高配当のものと株価が下がったためにランクインした銘柄が混在します。 「安定して配当利回りが高い」「経営方針を修正し、株主還元を手厚くした」「業績が悪化して株価が下がったので配当利回りがよくなった」など、数字だけで判断するのではなく、個々の状況を知ることが重要です。 高配当株の投資における、リスクや難しさを見てきました。決して、「やめておいたほうがいいです」と制止する気持ちはありません。ただ、簡単ではないということを伝えたいです。後編では、個別株式よりも簡単に投資できる投資信託やETFを使って、配当を得る方法について考えていきましょう。 執筆者:宮﨑真紀子 ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士
ファイナンシャルフィールド編集部