ソシエダ監督イマノル「久保建英はとても若い。トッププレーヤーになるためには段階を踏んでいく必要がある」|ラ・リーガ
9日のラ・リーガ第28節、レアル・ソシエダは敵地ロス・カルメネスでのグラナダ戦に臨む。前日会見に出席したイマノル・アルグアシル監督は、この試合でMF久保建英を起用可能かどうか、不透明であると語っている。クラブのオウンドメディアが会見の様子を伝えた。 久保は7日の練習に参加しなかったが、イマノル監督によればハムストリングなどに問題を抱えている模様。次のように語っている。 「タケについては(起用できるか)疑いがある。今日の様子を見てみたいと思う。彼はここ最近、ハムストリングに問題を抱えている。筋肉の過負荷に苦しみ、なおかつ昨日は背中にも痛みがあった。どうか、手を貸してくれる状態かどうかを確認しなくてはならない」 イマノル監督はその一方で、久保がフットボール界のトッププレーヤーとなるためには、まだ成長する必要があることを説いている。 「タケはとても若い。これまでの貢献には本当に満足しているが、しかし彼はまだ若く、もっと成長しなければならない。向上のために努力をし続ける必要があるんだよ」 「彼はすでに重要な選手だが、トップの選手になるためには、まだステップを踏んでいかなければならない」 コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグで敗退し、ラ・リーガから欧州カップ出場権獲得を目指すソシエダ。現在はチャンピオンズリーグ出場圏4位アトレティコ・デ・マドリードに勝ち点15差、ヨーロッパリーグ出場圏5位アトレティック・クルブに勝ち点10差、カンファレンスリーグ出場圏6位ベティスに勝ち点2差をつけられている状況だ。 「私は再び欧州カップ戦に参加するモチベーションにあふれている。欧州の舞台に戻るための試合はあと11戦残っており、チームは良いポジションにつけているよ。どうなるのか見てみよう」 「ファンがソシエダの今季の歩みに満足しているかどうか? そう思うよ。それがこの前の試合(PSG戦)の終わりに感じたことだ。確かに若い世代は、私たちが欧州カップ戦に出場したり、インテルやベンフィカと同じグループステージに入って1位になったりする出来事に慣れてしまっている。しかし多くのサポーターが満足していると感じるよ」