Xゲームズ閉幕 日本9個のメダル獲得 堀米雄斗が2冠 3個は非五輪種目のバート
◇Xゲームズ・カリフォルニア2023最終日(日本時間24日) 世界トップの選手を一目見ようと、たくさんの人が集まったXゲームズ・カリフォルニア2023。 【画像】今大会日本人初メダルを獲得したスケートボード バートの芝田モト選手 日本人選手は、堀米雄斗選手が2日連続で金メダルを獲得するなど9個のメダルを獲得しました。 大会2日目は事前にチケットが完売するなど、5万人以上の観客が選手の競技に熱狂しました。 その中で最も観客が熱狂していた種目の1つが非五輪種目の『バート』です。スノーボードハーフパイプの様なU字形のコースを使って、豪快なジャンプと難易度の高いトリックを競い合うXゲームズの人気種目。 大会最終日には、スケボー界のレジェンド、トニー・ホークがサプライズで出場するなど、アメリカでは4年ぶりに有観客となった今大会を熱く盛り上げました。 そのバートで日本人選手は男女ともに大活躍。男子の芝田モト選手は、初日のバート種目で銅メダル、最終日のベストトリックで銀メダルと2つのメダルを獲得。また13年ぶりの開催となった女子では、貝原あさひ選手が銅メダルを獲得しました。 芝田選手は、「バートをやっている選手はケガのリスクが大きい中でも、直向きに頑張っている。そういう意味でも見ている人は緊張感もあると思うし、成功したらみんなも喜ぶ。ライダーとお客さんの一体感が楽しいのでずっと続けていきたい」と語りました。 また貝原選手は、「自分の滑りをできるように頑張りました。次の大会ではもっと大きい技を出してかっこよく決めたい。五輪よりもXゲームズのような世界の大会に出て、自分のスタイルを出して行きたい。」と、今後への目標を語りました。