MFながら古橋を抑えて“10ゴール7アシスト”の大暴れ セルティックで将来性No.1なオライリーの覚醒
5大リーグへのステップアップも可能か
得点ランキングではハーツのFWローレンス・シャンクランド(13ゴール)に首位を譲ったが、ここまでスコットランド国内リーグで得点ランク2位タイとなる10ゴールを奪っているのがセルティックMFマット・オライリーだ。 セルティックでは昨季得点王の日本代表FW古橋亨梧が主な得点源だが、今季ここまではオライリーが得点数で上回っている。10ゴール7アシストと圧巻の内容だ。 オライリーはまだ23歳と若く、以前からステップアップの可能性が噂されてきた。今季のパフォーマンスを見ても、5大リーグでプレイできる逸材ではないだろうか。 英『The Scottish Sun』によると、セルティックOBのポール・ランバート氏も高いレベルでプレイできる素質はあると評価する。 「テクニックの部分では、彼は非常に優れているね。守備に関しては、まだ学ぶべきことがたくさんあると思う。スコットランドよりもレベルが高いチャンピオンズリーグの試合において、彼の守備的なアクションはまだ十分ではないところを見てきた。 それでも才能、特にボールテクニックに関して言えば、彼は本当に本当に素晴らしい」 「彼がすぐにマンチェスター・シティに入れると言っているわけではない。あのチームに割って入るためには、とんでもない選手でなければならないし、彼はまだそのレベルに達していない。しかし、スタイル的にはワンタッチ、ツータッチでボールをさばくシティのようなチームは、彼に適していると思うよ」 23歳という年齢を考えても、今のセルティックで最も将来性豊かな選手と言ってもいいだろう。今季記録している10ゴール7アシストという数字も、アピールとしては十分すぎるレベルだ。
構成/ザ・ワールド編集部