マッチングアプリの“よしこ”「一緒にオンラインショップ運営しよう」→700万被害 “特別調査班ヤマグチ”「詐欺捜査でお金調べるから送って」→900万円被害 詐欺手口を警察が詳しく公開
女性は報酬を受け取ったことでこの副業を信頼し、その後、担当者から「暗号資産投資を通じて手数料を稼ぐ高額報酬案件がある。送金額に対して30パーセントの報酬が得られる」などと暗号資産投資を勧められました。 女性は担当者の話を信じ、担当者から指示された口座におよそ11回あわせておよそ200万円を振り込んで送金し、だまし取られました。 ■▶SNS型ロマンス詐欺 40代男性は9月中旬、マッチングアプリで日本人女性『よしこ』を名乗る人からダイレクトメッセージを受け、その後、LINEのでのやりとりを重ねて恋愛感情を抱きました。 男性は『よしこ』から「私はオンラインショップを運営していて収益がよい。一緒に運営したら追加の収入を得られる。これで2人の将来の生活費を蓄えられる」などとネットショッピングの副業を勧められ、必要なサイトに登録し、サイト内のチャットで指定された口座に商品購入名目でおよそ9回、あわせておよそ700万円を振り込んで送金し、だまし取られました。 県警によると、マッチングアプリやSNSで、投資などのもうけ話を持ち掛けて現金や暗号資産をだまし取る詐欺が多発しているということです。こうした詐欺で相手が指定する振込口座は、依頼人などと異なる名前の個人名義や法人名義、外国人名義であったり、口座が度々変わったりするなどの特徴があるということです。 県警は会ったことのない相手からの現金の要求やもうけ話は詐欺を疑い、警察や家族などに相談してほしいとしています。
南日本放送