地元食材使い熱々の鍋振る舞う 富山県立山町釜ケ渕地区で初の「釜なべまつり」
県内初の農村型地域運営組織(農村RMO)に選ばれた富山県立山町釜ケ渕地区の住民有志の組織「釜ケ渕みらい協議会」は25日、同町道源寺の交流拠点「釜ノ蔵」で、「釜なべまつり」を初めて開き、住民らが地元食材をふんだんに使った鍋を味わった。 子どもからお年寄りまで幅広い世代に楽しんでもらい、地域活性化につなげようと企画。地元農家が育てたネギやハクサイ、サトイモを使い、豚汁とつみれ鍋、イノシシ肉を入れたジビエ鍋を計約300食用意した。 同協議会のメンバーが熱々の鍋を振る舞い、玄米のおにぎりやつぼ焼き芋も販売された。訪れた人は列を作り、会話を楽しみながら出来たてを頬張っていた。