「真価が問われる」ヤ軍主砲ジャッジ、PS打率1割台の“怪物”に長打力は復活するか? キャリア初の大舞台に米注目「重要な場面でこそ活躍が求められる」
「怪物」が初めての大舞台に挑む。 ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが、キャリア初めてとなるワールドシリーズを迎える。ここまでポストシーズンでは本塁打2本を放ったものの、打率1割台と振るわない。宿敵ともいえるロサンゼルス・ドジャースとの頂上決戦では、はたしてどんなパフォーマンスをみせるのか、ヤンキースファンはもちろん、米国内メディアからも大きな期待が寄せられている。 【動画】ジャッジのシーズン58本をプレイバック 米スポーツサイト『FANSIDED』では10月23日、ジャッジの特集記事を配信。ここからのパフォーマンスでジャッジの「真価が問われる」と論じている。 同メディアは、レギュラーシーズンでの活躍を振り返り、「2022年に記録した62本塁打には届かなかったが、ジャッジは明らかにアメリカンリーグ、さらにはメジャーリーグ全体で最高の選手だった」と評価。さらに「彼はリーグ最多の本塁打、打点、出塁率、長打率、OPS、OPS+を記録し、加えて133四球もリーグ最多だった。そう、彼は『最高の選球眼を持つ』と評されるチームメイト、フアン・ソトよりも4つ多く四球を選んだことになる」と称賛の言葉を並べた。 その上で、「ヤンキースはワールドシリーズに進出し、ロサンゼルス・ドジャースを相手に4勝すれば、球団史上28回目のワールドシリーズ優勝(そしてジャッジにとっては初の優勝)が実現する」と綴っており、「ジャッジが1週間でも大きな活躍を見せれば、その目標は現実となり、同時に彼の名前が『同じシーズンでア・リーグMVPとワールドシリーズ優勝を成し遂げたヤンキースのレジェンドたち』のリストに加わることになるだろう」と主張。確実視されているシーズンのMVPとともに、“フォールクラシック”でのMVP選出にも期待を込めた。 また、「強豪ドジャースを倒すためには、ジャッジがなぜMVPを獲得するに値する選手であるかを証明する必要がある」と説きながら、「ワールドシリーズでは重要な場面でこそ、活躍が求められるのは間違いないが、その期待に応えることができるだろうか?」と問いかけつつ記事を結んでいる。 ポストシーズンではまだ本調子とは言えないものの、その長打力が相手にとって大きな脅威であることは間違いない。やはり、ジャッジが主砲として期待通りの働きをみせることで、名門ヤンキースが15年ぶりの頂点に近づくはずだ。 構成●THE DIGEST編集部
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