「裏の裏をかかれた」闘莉王が森保采配を激賞! 豪州戦の圧勝にも太鼓判「2点差以上で勝つ」
「もう皆さん喜んでいい。誇りを持ってほしい」
元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルで恒例の格付け企画を実施。北中米ワールドカップ・アジア最終予選でサウジアラビアを相手に敵地で2-0の勝利を収めた森保ジャパンの監督と選手を採点した。 【動画】闘莉王がサウジ戦の森保Jを格付け! 今回の基準点は「7点」とし、森保一監督には9点の評価。“ダブルMVP”とした谷口彰悟と町田浩樹の8.5点を上回る高得点だ。 闘莉王氏は「今までのなかで一番評価が高いかもしれない」として、こう続ける。 「勇気があった戦術、システム、戦い方。両ウイングに三笘(薫)と堂安(律)が出てくるとは。これは裏の裏をかかれた。鎌田(大地)を入れて南野(拓実)も。どアウェーの雰囲気のなかで、よく勇気を持って戦ってくれた。(相手アタッカーの)3人に対して(DFを)3人でぶつけてやる。この勇気を、俺はサンフレッチで戦ったポイチさんを思い出した。あのエネルギッシュさがシステムに出た」 そして、チームのフィジカル面での差を“フェラーリと軽自動車”と表現。日本が現状では、アジアでトップだと断言する。 「(ベスト8に終わった)アジアカップはどうしても日本が優勝しなきゃいけないと、ずっと口酸っぱく言ってきたけど、もう皆さん喜んでいい。アジアのなかでは日本が一番。誰が見ても。俺は評価しなきゃいけない。アジアの戦いでは、とてつもない差が開いている。日本が何歩先にもう走ってるっていうことは、皆さんは誇りに思ってほしいです」 日本は、10月15日にホームでオーストラリアと相まみえる。闘莉王氏は圧勝を予想。「2点差以上で勝つのは間違いないと思う。普通に戦えれば。何かのアクシデント、退場者とか、変なPKを与えてとか、そういうのがなければ2点差以上で日本が勝つ。レベルが違う」と見立てた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部