『Hi-Fi RUSH』には続編の計画があったようだ
『Hi-Fi RUSH』には続編の計画があったようだ。ゲームを開発するTango Gameworksはスタッフの追加募集をしようとしていたらしい。しかしながら、すでに伝えられているようにスタジオは突然閉鎖されることになった。 「Hi-Fi RUSH」画像・動画ギャラリー この件はインサイダー情報で知られるジェイソン・シュライアーが書いたBloombergの記事で言及されている。IGN USもそれを引用し、報道している。 Bloombergの記事によると、記者は匿名の関係者から『Hi-Fi Rush』の続編の計画があったことを聞いたという。続編については企画を「ピッチ」していた段階のようだ。ピッチとはビジネス用語で短いプレゼンテーションのことで、提案を投げることを指している。IGN USによると、記者はフォローアップのポストでまだピッチ段階であることを強調していたようで、計画は数年先になると考えられていたらしい。続編の計画がどれくらい進んでいたのかはわからないが、すくなくとも続編の提案自体はあったことになるのだろう。 Tango Gameworksは新プロジェクトのために追加スタッフを募集しようとしていたそうだが、スタジオは突然閉鎖されることになった。実際、同スタジオの公式サイトでは新卒採用や中途採用のページがまだ存在しているのが確認できる。同じく閉鎖が伝えられていたスタジオ・Arkane Austinも「Dishonored」シリーズの新作などシングルプレイのイマーシブシム作品で原点回帰を目指していたそうで、こちらも追加スタッフを募集しようとしていたらしい。 しかしながら、Xbox Game Studiosの責任者であるマット・ブーティらは、これらの計画がスタジオ閉鎖の主な要因であることを示唆したとも伝えられている。
重田雄一