毎日1パック食べても大丈夫?「いちご」の栄養を無駄にしない食べ方やレシピも紹介
子どもから大人まで大人気のいちご。 じつのところ、日本人はいちごが大好き!その証拠に、生のいちごの消費量は日本が世界一なのです。 【画像】毎日1パック食べても大丈夫?「いちご」の栄養を無駄にしない食べ方やレシピも紹介 そんないちごには、ビタミンCやカリウムなど美容と健康に効果的な栄養素が含まれています。 今回は、普段何気なく食べているいちごの栄養素と効能をわかりやすくお伝えしていきます。 さらに、いちごの栄養を効率よくとる食べ方やレシピもご紹介しますので、最後までお付き合いください。
いちごの栄養素と効能
大半が水分を占めるいちごには、実はビタミンやミネラルなどが豊富に含まれています。 それでは早速、効能と共に順に解説していきますね。 ●抗酸化作用のあるビタミンC いちごは「ビタミンCの王様」といわれるほど豊富にビタミンCが含まれ、グレープフルーツやミカンの約2倍も多いです。ビタミンCには抗酸化作用があるため、皮膚や血管の老化を防いだり、ストレスや風邪に対する抵抗力を強める働きがあります。 さらに、中サイズのいちご約13粒で1日に必要なビタミンCを摂取できるので、ビタミンCを積極的に摂りたい方には嬉しい食材ですね。 ●むくみを撃退するカリウム カリウムには、代謝の改善や摂り過ぎたナトリウム(塩分)を尿中に排泄する働きがあり、むくみや高血圧の予防に効果が期待できます。 ●疲れにくい体をつくる鉄 いちごには、貧血や疲れやすさに関係する鉄も含まれています。なお、鉄にはヘム鉄(※1)と非ヘム鉄(※2)があり、いちごに含まれているのは非ヘム鉄です。 (※1)鉄分の中でも吸収が良く、魚介類やレバーに多く含まれます。 (※2)植物性食品(海藻など)に多く含まれます。 ●血糖値の上昇を緩やかにする食物繊維 いちごには、水溶性食物繊維のペクチンと不溶性食物繊維の両方が含まれます。 ペクチンは水に溶けやすい食物繊維で、血糖値の上昇を抑える働きがあり、水に溶けにくい不溶性食物繊維は、便秘の解消に役立ちます。 ●貧血に効果的なビタミンB(葉酸) ビタミンB群のひとつである葉酸は、赤血球の生産を助ける働きがあるため、貧血予防に効果が期待出来ます。また胎児の正常な発育に必要で、妊娠を計画している、あるいは妊娠中の女性にはとくに重要な栄養素です。