トヨタ クラウンクロスオーバーの最新値引き/納期情報〈いま新車で買えるクルマカタログ〉新世代クラウンの中核モデル
クラウン クロスオーバー:インパネ内装&シート
中央にモニターを配置するオーソドックスなレイアウト。前後シートも十分な広さが確保されている。ことさら豪華というわけではないが、エントリーのX系でも上級車らしい質感の良さを感じられる。ディスプレイオーディオのモニターは12.3インチのワイドHD液晶。タッチ操作に対応するほか、画面いっぱいのマップ表示も可能な優れもの。スイッチ類はセンタークラスターに集約。センターシフトはすっきりとしたクリック操作が魅力のエレクトロシフトマチックを採用する。
クラウン クロスオーバー:パワートレーン
プラットフォームはGA-Kを採用するが、eAxleやDRSを組み込むこともあってリヤ側はクラウン独自設計となる。走りの質感を含めて同クラスとのトヨタ車とは別物と考えていい。 RS系に搭載される2.5ターボハイブリッドは、THS IIとはキャラが異なる上級ハイブリッドという位置づけ。2.5Lハイブリッドに比べると、エンジン駆動力をダイレクトに活用できる構造でパワー効率が向上するほか、レスポンス性が高まる利点を持つ。システム最高出力は349psと高いパワースペックも武器。走りも燃費よりもアシスト駆動を積極的に活用するスポーティーなイメージが強い。
クラウンクロスオーバー:モデル変遷
────────── 【2022年7月:初期型】 ────────── パワートレーンは2.5Lハイブリッドと2.4Lターボハイブリッドを用意。ハイブリッド車はお馴染みのシリーズパラレル式を採用するが、ターボハイブリッド車は直列4気筒ターボエンジンと電動パワートレーン「eAxle」を組み合わせるデュアルブーストハイブリッドをトヨタとして初めて採用した。駆動方式はハイブリッド車もターボハイブリッド車も4WD(AWD)のみ。当時の月販目標台数は3200台とされていた。 ────────── 【2024年4月:最新型】一部改良するとともに、特別仕様車「RS “LANDSCAPE”」を設定 ────────── グレード体系をRS/ Z(新規設定グレード)/G/ Xの4タイプに集約。さらにドアトリム/インパネ/センターコンソールボックスにソフトパッドを追加することで内装質感を向上させたほか、ハンズフリーパワートランクリッド/イージークローザー/カラーヘッドアップディスプレイを全グレードに標準することで、利便装備の充実が図られている。外板色にマッシブグレイ、内装色にブラック×サドルタンを追加した。 この改良に合わせて、アウトドアな世界観を表現した、特別仕様車「RS “LANDSCAPE”」を設定。専用外装色(ブラック×アーバンカーキ)/オーバーフェンダー/マッドガード/ヒッチメンバー/60:40分割可倒式リヤシート(トランクスルー)などを特別装備している。価格は685万円。 ・X【電気式無段変速】440万円 ・G【電気式無段変速】515万円 ・Z【電気式無段変速】595万円 ・RS【ダイレクトシフト6速AT】670万円 ・特別仕様車 CROSSOVER RS “LANDSCAPE”【ダイレクトシフト6速AT】685万円