吉田正尚外野手（ＡＰ）

◆米大リーグ　レッドソックス５―４エンゼルス（１４日・米マサチューセッツ州ボストン＝フェンウェイパーク） 【動画】ついに出た！吉田正尚、今季初アーチ！！ 　レッドソックスの吉田正尚外野手が１４日（日本時間１６日）、本拠地でのエンゼルス戦に「６番・ＤＨ」で先発。６回に今季初本塁打となる右翼２ラン１号を放つなど、３打数１安打２打点で、打率は２割５分５厘となった。今季１６試合目、６０打席目で出た待望のアーチで、オリックス時代の１３３本塁打と併せて日米通算１５０号の節目に王手を掛けた。チームは５―４で連勝した。試合後の質疑応答は以下の通り。 　 　―初本塁打の率直な感想をお願いします。 　「試合数はかかりましたけど、よかったです。（左腕スアレスと）アナハイムで前回対戦していたし、いいイメージで打席に入りました。１本目ということもあって、少し距離感が分かりづらかった。風もありましたし。ホッとしています」 　―安打が出ていても、もっと得点に絡んで、勝利に貢献したいと言っていたが。 　「打つ方でしか、貢献できませんので（ＤＨ）、そういう面では、しっかり試合の勝敗に絡む活躍をしたいという意気込みではいますので、きょうは結果が出て良かったです」 　―開幕から６０打席本塁打が出なかったことはありますか。 　「うーん。どうですかね。考えたことなかったですけど。ヒットもそうですけど、１本目は、早く欲しいなと思いますし。今日打ちましたけど、また切り替えて、明日もいい打席を迎えられたらいいと思います」 　 　―日米通算１５０本塁打に王手ですね。 　「そうだったんですか。１本でも多く積み上げられたらいいと思います」 　―スイング自体の感触はどうですか。 　「日々色々調整しながら、いいものを出せるようにと思っています。一番はライナーで強い当たりを弾き返すことが出来るように」 　―９回、１点差で２死二塁。打者トラウト。ＷＢＣの米国戦がよみがえりましたか。 　「（苦笑い）あんまり」 　―本塁打を期待されるＤＨ 　「自分の中でも一番いいがホームランになると思っていますので。１本でも多く打てればいいと思う。やっぱりどこで打つか。価値のある本塁打が増えていけばいいと思います」 　 　―第２打席の左飛も当たりは良かった。 　「追い込まれてから、逆方向に。ちょっと上がり過ぎましたけど、しっかりボールの下には入っていたので、ああいう打席を増やしていけばいい。ゴロアウトより、ライナー、フライと、しっかり距離が取れてきたのかなと思います」