「苦しい時、本を頼って」 菊池投手、感想文表彰式で
米大リーグ、ブルージェイズの菊池雄星投手が16日、出身地の盛岡市で開かれた「第56回岩手読書感想文コンクール」(岩手日報社など主催)の表彰式にカナダ・トロントの自宅からオンライン参加した。本は人生の支えになっているとし「逆境や苦しいこともあると思うが、人に話せない時は、本を頼るのも選択肢の一つ」と語った。 菊池投手は読書が好きで小学4年くらいから毎週、本屋に通ったという。一冊から自分なりの結論を導く作業が大切とし「読書は欠かせない」と話した。 菊池投手は岩手県内の小中高の児童・生徒約4600人が寄せた作品のうち、審査を通過した87作品全てを読み「菊池雄星特別賞」5作品を選出した。