西武・平良海馬投手が今季初黒星

◇プロ野球パ・リーグ ロッテ3-0西武(11日、ベルーナドーム) 今季初の同一カード3連敗となった西武。 この日の先発は平良海馬投手。今季リリーフから先発に転向した右腕は、ここまで4試合に登板し3勝0敗。全試合でクオリティスタート(6回以上投げて自責点3以内)の投球を見せてきました。 この日も150キロを超えるストレートと多彩な変化球を武器に、6回を投げ6奪三振、2失点の好投。 しかし味方打線の援護はなく、チームは完封負け。平良投手は、先発転向後初の黒星となりました。 試合後、平良投手は「先に点を取られてしまったのは反省点です。ただ無四球でしたし、ヒットは8本打たれていますが、強い打球はあまりなかったので内容的には悪くなかったと思います。次回に向けてしっかり準備します」と話しました。 松井稼頭央監督は平良投手について「先発の役割はしてくれた。本人も先制点をあげないつもりで投げてくれていると思います。援護をできなかったというのはもちろんあります。ヒットは出ていてもあと一本が出なかった」と試合を振り返りました。 12日から始まる楽天戦に向けては「負けが続いていますけど、下を向くことなく明日も試合があるわけですから。前を向いて切り替えて、ファンの皆さんのためにも、また明日も元気に戦っていけたらと思います」とコメントしています。