故郷・七尾市が被災…人気パティシエ・辻口博啓シェフ「スイーツでしか協力できないので…」能登への思いをスイーツに
購入した女性: 「おいしそうだったのと、限定ということで気になって」 購入した男性: 「(買うことで)応援ができるのであればいいかなと思っています」 辻口シェフ: 「実はうちの商品はほとんど珠洲の塩で作られているんです。塩と合わさることによって、より味わい深くなる」 珠洲市は古くから塩作りが盛んで、海水を汲んで天日で乾かす昔ながらの「揚げ浜製塩」によって、海のミネラル豊富な塩ができ上がります。 しかし、珠洲市は今回の地震で壊滅的な被害を受けました。
Q.塩の製造はストップしている? 辻口シェフ: 「ストップどころか被災していますね。これから先、『揚げ浜製塩』の塩がどこまで使えるかはまだ分からないですね」 先が見えない復興への道。辻口シェフはSNSで募金への協力を呼びかけていて、支援の輪はパティシエ・鎧塚俊彦さんら全国に広がっています。
辻口シェフ: 「スイーツでしか僕自身は協力できないので。募金とスイーツ、そこに集中して、それぞれの色んな業種の人たちが自分たちの得意とする分野を集結して、被災地に協力してもらいたいなと思います」