富士本栖湖リゾート「ミニ芝桜富士」（撮影：BRAVO MOUNTAIN編集部）

　各地の桜も散ってしまい、ちょっぴり寂しくもある春終盤ですが、芝桜はこれからが見頃です。満開のときには “濃いピンクのじゅうたん” のようなその景色には、淡い色の桜とはまた違った趣がありますね。芝桜の名所、富士本栖湖リゾートでは「富士芝桜まつり」を開催中。今年はなにやら新しい “映え” スポットも登場とのことなので、コージー中嶋が取材に行ってきました。 ◆【画像】この記事の写真を見る（全21枚）

■富士急行と東京藝術大学がコラボ!? アートで映えるフォトスポットが登場

7品種の開花時期の差や植える時期をずらし、段階的に満開がスライドするように工夫をしているそうです

　取材日の4月17日は、まだ芝桜は3分咲きくらいとのことでしたが、これからのGWや5月中は満開の “ピンクのじゅうたん” のようになることでしょう。 　また「富士芝桜まつり」は、園内の約15,000mに7品種、約50万株というスケールもさることながら、各所に工夫が凝らされていて楽しませてくれます。 　園内には、みんなが大好きな「映え」を意識したフォトジェニックな写真が撮れる、素敵なネーミングのスポットもたくさんあります。 　そして今回、運営する富士急行が東京藝術大学デザイン科の「箭内（やない）研究室」とコラボして、富士山周辺エリアを舞台にアート作品の展示を展開するプロジェクトの1作品がここにも登場。 　コレはぜったい撮りたいところですね!（手前にはスマホを置けるスタンドもあります。親切!）

■さらに充実の「ピーターラビット イングリッシュガーデン」も同時開催中!

「ピーターラビットイングリッシュガーデン」は、11月24日まで開催予定

　園内には芝桜を楽しめるだけではなく、イギリス湖水地方が舞台の絵本『ピーターラビットのおはなし』の世界観を再現した、首都圏では最大級だというイギリス式庭園の「ピーターラビット イングリッシュガーデン」も開催中。 　「ピーターラビット」の作品に登場するいろいろなキャラクターが、園内のあちこちで花や緑とともにお出迎えしてくれます。

■“カワイイも満開” 映えるフードやスイーツが目白押し!

河口湖畔に本店のあるFUJIYAMACOOKIEがキッチンカーで出店ほかにも富士山型のクッキーなどもあります

　園内にあるカフェには、とっても映えるフードがいっぱいです。とくに目を引いたのは、お花のブーケを模したサラダやアフタヌーンティーのセット。 　「アフタヌーンティーセット」は、数量限定のようなので、これは売り切れてしまう前にぜひ “食したい＆写真撮りたい” な品ですね。 　また、園内にはキッチンカーも多数出店。美しい園内の風景や富士山を望める屋外フードエリアもあります。 　コチラでは、B級グルメグランプリを獲得した「富士宮やきそば」や、富士山の溶岩をイメージした真っ黒な「富士山溶岩からあげ」、そして山梨人気のご当地銘菓の桔梗信玄餅がトッピングされた「桔梗信玄餅ソフト」など、富士山周辺の地元グルメを堪能することもできます。ここで僕が気に入ったのは「フジヤマハニーカステラ」。 　富士山型のミニハニーカステラに桜やイチゴフレーバーのチョコレートがトッピングされて、さながら冠雪の富士山のよう。映えスイーツですね! 　外国人の観光客の方も楽しそうに食べていらっしゃいました。体感で1/3以上がインバウンドの来園者だったような……。けっこう外国人の方にも注目のスポットなんですねぇ。 　個人的にツボだったものもご紹介。フードコートにあったカラーコーンは……。 「富士芝桜まつり」は、5月26日（日）まで開催されています。 BRAVO MOUNTAIN編集部 登山、スキー、キャンプなど、幅広いジャンルの外遊びに精通した多彩なライター陣が贈るアウトドア情報サイト『BRAVO MOUNTAIN』（ブラボーマウンテン）双葉社刊行のスキー誌『BRAVOSKI』やアウトドア誌『soto』の厳選記事も掲載。人気の山域紹介や注目ギアの使い方など、山にまつわる魅力溢れたコンテンツを展開します。