ワンダラウトのクリエイティブ・ディレクター・乙幡浩史が愛用するウェルデザインなキャンプギア
オリジナルのキャンプアイテムから、海外メーカーの別注品までをセレクトしているwanderout(ワンダラウト)。そのクリエイティブ・ディレクターを務める乙幡浩史が普段のキャンプで愛用しているギアを紹介する。 【写真を見る】乙幡浩史が愛用するキャンプアイテムとは
1. 装飾を廃し都会にも自然にも馴染むユーティリティギア 左:ヨーロッパで昔から変わらぬデザインでコンテナを作り続ける工場にオーダーしたアルミボックス。ロゴもなくシンプルで、自宅やオフィスでも使える。右:日本の職人が丁寧に仕上げた、端正なウッドトレイ。コンテナとトレイをのせているスタンドは、脚の角度を調整することで様々なアイテムに使用できる優れた汎用性と機能美を持ち合わせる。 2. 冬キャンプの醍醐味 炎を楽しめる薪ストーブ 世界最高峰のデンマークのテント用薪ストー ブは、クラシックとモダンが共存するニュートラルなデザインが魅力。ボディは耐久性の高いスチール製で、ガラスは3面仕様と唯一無二のスペック。ボディ以外は分解できるため、意外とかさばらない。フラットな上面に鍋を乗せて、料理をすることも可能だ。 3. 佇まいも美しいハイスペックなナイフ 革新的で洗練されたナイフを作り続けるアメリカのナイフブランドであるクリスリーブナイフ。オールチタンのハンドルや非常に高い耐摩耗性、耐食性を誇る高炭素粉末ステンレス鋼・S45VNを使ったブレードを採用するなど、ハイスペックな機能を誇る。フォールディング式で左利き用もラインナップする。 4. コーヒーを淹れる時間をスタイリッシュに インドの理化学ガラスメーカーBorosil社の耐熱グラスにwanderoutのプリントを施したジャグ。ミニマルなデザインながら、直火にかけられる耐熱性を備えるので、アウトドアでも自宅でもケトルの代わりやオーブン料理に使用可能。ドリッパーはイギリスのOrea、ペーパーフィルターはスペインのSibaristのもの。 5. 結露せず冬場も夏場も活躍する一生モノのテント 北極圏の先住民族サーミの文化や価値観、職人技が継承されたノルウェーのアークティック・ラッヴォのワンポールテントの別注モデル。高温多湿の夏場にも使えるよう2つのエントランスを設け、日本の野山に馴染むサンドカラーに。冬は薪ストーブで北極圏のスタイルが体験できる唯一無二のテントだ。 写真・加藤純平 文と編集・ 遠藤加奈