「再エネ特区作りたい」 関西経済同友会・宮部義幸代表幹事 関西プレスクラブで講演
関西経済同友会代表幹事でパナソニックホールディングス副社長の宮部義幸氏が26日、大阪市内で開催された関西プレスクラブの会合で「変化のリスクをチャンスとして捉え、行動を起こす~万博を機に、長期停滞からの脱却を~」と題して講演した。 宮部氏は、「失われた30年」と呼ばれるバブル崩壊後の停滞を繰り返さないため再生可能エネルギーをどう活用するかが重要とし、「電力をすべて再エネで賄う特区を作れないか考えている」と発言。関西には脱炭素に関連した技術を持つ企業が多くあり、「日本だけでなく世界をリードしているところもある」と強調した。 また、2025年大阪・関西万博のレガシー(遺産)をいかに残すかについて「(インフラなどの)ハード面だけでなく、ソフト(面の)レガシーを残すことが重要だ」と話した。