虎杖の過去の恋愛事情(!?)で盛り上がる!「呪術廻戦」こんな学生生活をずっと見たかった…ほのぼのでコミカルな1年ズが尊い
アニメ「呪術廻戦」は「渋谷事変」編で甚大な犠牲を伴う凄惨な戦闘が繰り広げられるのはご存知だろう。「渋谷事変」突入の直前に放送された回では、虎杖悠仁(CV:榎木淳弥)たちの微笑ましくて何気ない日常が描かれている。その後の惨劇を知った今振り返ると、二度と戻れないほのぼの回としてより貴重さが身にしみるのではないだろうか。 【映像】ファミレスで学生らしく盛り上がる1年ズ(8分8秒ごろ~) 呪術師たちと呪詛師・呪霊たちのかつてない抗争が描かれる「渋谷事変」。その初回にあたるアニメの第30話では、虎杖、伏黒恵(CV:内田雄馬)、釘崎野薔薇(CV:瀬戸麻沙美)の通称“1年ズ”の日常が描かれた。特に事件も任務もない休日、買い物や映画など思い思いに自由な時間を過ごす3人。そんななか、釘崎と伏黒は虎杖の中学時代の同級生だという小沢優子(CV:愛美)とたまたま出会った。今も虎杖に思いを寄せる小沢は、虎杖に恋人がいるのか、どんなタイプが好きなのかという恋愛相談を2人に寄せる。 そんな小沢のいるファミレスに召喚された虎杖は、久々の再会で見た目も大きく変わった小沢に対して“満点”の反応。それを見た釘崎と伏黒も、あらためて虎杖の人柄を再確認したように納得の表情を見せ……。学生らしい恋バナに花が咲いた微笑ましいやりとりは、まさに“ずっと見ていられる”シーンだった。 放送当時から「わちゃわちゃもっと見たい」「エモい」「何気ない日常会話いいなぁ……」と視聴者をほっこりさせた同放送回だが、一方で原作を知るファンたちからは「アニメ勢の人は1年ズの平和な日常を目に焼き付けておいてください」「今後の展開を思うと泣けてきた。これから徐々に地獄へ様変わりします」と不穏な予告も寄せられていた。そのコメントの通り、物語はこのあと胸が締め付けられるような重苦しい展開を迎える。それも踏まえ定期的に振り返っておきたい回だ。 現在配信中のアニメ「呪術廻戦」は、芥見下々氏によるシリーズ累計発行部数1億部を超える同名漫画が原作。今年9月に約6年半にわたる連載が完結したことも大きな話題となった。人間の負の感情から生まれる「呪い」と、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた物語は、“呪いの王”両面宿儺と肉体を共有することになった虎杖悠仁が“対呪い専門機関”である「呪術高専」に編入するところから大きく動き始める。2020年10月から放送されたTVアニメ第1期は国内のみならず全世界で大きな反響を呼び、2023年7月~12月に放送されたアニメ第2期では、五条悟と最悪の呪詛師である夏油傑(CV:櫻井孝宏)の高専時代の物語「懐玉・玉折」と、第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」が描かれた。続編となる「死滅回游」の制作も決定している。 (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
ABEMA TIMES編集部