『アビゲイル』9月13日に日本公開決定 少女の“豹変”を予感させるポスター&ロング予告も
誘拐されてしまったある“秘密”を持った少女と誘拐犯たちの恐怖の一夜を描いた『アビゲイル』の公開日が9月13日に決定し、あわせて日本版ポスタービジュアルとロングバージョンの日本版予告編が公開された。 【写真】『アビゲイル』ジャンカルロ・エスポジートら誘拐犯グループの場面写真 本作は、『M3GAN/ミーガン』を手がけたユニバーサル・ピクチャーズと『スクリーム』を手がけたレディオ・サイレンスがタッグを組んだサバイバルアクションスリラー。『スクリーム』や『デビルズ・バースデイ』のマット・ベティネッリ=オルピンとタイラー・ジレットが監督を務めた。アビゲイル役には、Netflix映画 『マチルダ・ザ・ミュージカル』のアリーシャ・ウィアーが抜擢された。 誘拐犯のリーダーで倫理観が欠如した元刑事のフランクを、『ゴジラ×コング 新たなる帝国』のダン・スティーヴンス、2m近い巨漢の割にどこか小心者の用心棒ピーターを、『猿の惑星/キングダム』のケヴィン・デュランド、どんな警備システムもクリアする凄腕ハッカーで大金よりもスリルのために参加したサミーを、『ザ・スイッチ』のキャスリン・ニュートン、元狙撃兵で忠誠心が強いスナイパーのリックルズを、『サウザンド・アンド・ワン』のウィル・キャトレット、予測不能のイカれた性格で警察の追跡をかわす、逃走車ドライバーのディーンを、本作が遺作となった『ユーフォリア/EUPHORIA』のアンガス・クラウド、自身にも子供が居るため罪悪感に苛まれる医師のジョーイを、『スクリーム』のメリッサ・バレラ、裏社会のビジネスマンで指示役のランバートを『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』のジャンカルロ・エスポジートが演じた。 大富豪の娘で12歳のバレリーナを誘拐した犯罪グループ。5000万ドルの身代金を手に入れるため、残された仕事は郊外の邸宅で少女の身柄を一晩監視するだけだった。だがこの少女、実はバレリーナ・ヴァンパイアだったのだ。立場が逆転し、監禁されたのは人質ではなく誘拐犯たち。返り討ちにあった彼らは、24時間のサバイバルに耐えられるのか。 公開された日本版ポスタービジュアルは、暗闇の中で純白のバレエ衣装を身にまとい、こちらを真っ直ぐに見上げる少女・アビゲイルの姿が。ドレスの返り血が、キュートな少女からヴァンパイアに豹変する姿を予感させる。 あわせて公開されたロングバージョンの日本版予告編には、誘拐犯グループ6人のキャラクターがより詳しく描かれている。少女の誘拐は計画通りに進み、5000万ドルの報酬を手にするために、あとは一晩少女を監視するだけとなった誘拐犯たち。だが、そう簡単に大金は手に入らない。人質を取ったつもりが、吸血鬼とともに屋敷に監禁されたのは誘拐犯たちのほう。今や高額報酬は夢に終わり、生きて屋敷から帰るのが彼らの唯一の願いとなった。指示役ランバート(ジャンカルロ・エスポジート)に集められた実行犯は、フランク(ダン・スティーヴンス)にはリーダー、ピーター(ケヴィン・デュランド)には用心棒、サミー(キャスリン・ニュートン)にはハッカー、リックルズ(ウィル・キャトレット)にはスナイパー、ディーン(アンガス・クラウド)にはドライバー、ジョーイ(メリッサ・バレラ)には医師と、本名の代わりに「ラットパック」(シナトラ軍団)に着想を得たコードネームを与えられていた。全員が初対面で、それぞれに隠したい過去を抱えているようだ。
リアルサウンド編集部