町田が「Jリーグの日」にリーグ戦通算入場者100万人突破「J1初年度に達成できてうれしい」
◇明治安田J1第14節 町田2―1C大阪(2024年5月15日 町田GIONスタジアム) 今季J1に初昇格したFC町田ゼルビアが「Jリーグの日」に主催したC大阪戦で、Jリーグホーム試合通算入場者数100万人を突破した。史上40クラブ目の到達となる。この試合は6546人が入場。ハーフタイムには100万人目の来場者となった家族が表彰され、太田宏介クラブアンバサダーから記念品が贈られた。 町田は1989年に少年クラブのトップチームとして発足し、Jリーグが開幕した93年は東京都リーグ3部。そこから関東、JFLとステップアップし、2012年にJ2でJリーグに初昇格した。わずか1シーズンでJFLに降格となったものの、14年にJ3でJリーグに返り咲き、16年から再びJ2。23年にJ2初優勝を飾り、J1初昇格を成し遂げた。ホームの町田GIONスタジアムはアクセス面が課題とされてきたものの、地元市民を中心に徐々にファン層を広げていった。 チームは同点の後半終了間際に勝ち越しゴールで劇的な勝利を収め、大台達成を自ら祝福した。またクラブを代表し、上田武蔵代表取締役COOが喜びのコメントを発表した。 「皆様から長年応援していただきましたおかげで、Jリーグ史上40番目にホームゲーム来場者で通算100万人を達成することができました。J1リーグで競争しているクラブと比較すると決して早くはないですが、それでも、地域リーグからはい上がってきたクラブが簡単に達成できる記録でもありませんし、J1リーグ初年度というタイミングで、この節目の数字を記録することができ、大変うれしく思います。ここからは今まで以上のペースで200万人、500万人、1000万人と達成していけるよう、そして多くの方に笑顔と感動をお届けできるよう、クラブ一同精進してまいります」