第93回選抜高校野球 気合一新、練習に汗 市和歌山、吉報から一夜 /和歌山
<センバツ2021> センバツ出場決定から一夜明けた30日、市和歌山の選手たちは甲子園に向けて、気持ちを新たに練習に打ち込んだ。 同校野球部グラウンドでこの日朝から練習が始まり、午前中は守備練習に重点を置いた。内外野共にノックの球を受けたほか、走者を付けて挟殺プレーの練習をするなど、より実戦に近い形で連係プレーの確認に力を入れた。守備練習が終わると半田真一監督(40)は選手たちを集め、「相手がどんな攻撃をしてくるのか予測する声掛けが大事。しっかり声を出して守ろう」と指摘していた。 午後からは、バッティングマシンの球を打ち返すなど、攻撃面の練習を中心にこなした。チームメートが投げる球を打つ打撃練習を今年初めて行った。 松川虎生主将(2年)は「(センバツが決まり)より一層気を引き締めて練習した。実戦感覚を取り戻しながらセンバツを意識して準備していきたい」と話した。【橋本陵汰】