松島聡、生田斗真からアドバイスもらう「とことん(黒柳)徹子さんを愛しなさい」
timeleszの松島聡と女優の黒柳徹子が9月25日、都内で行われた「ハロルドとモード」取材会に出席。松島が5代目のハロルドを演じる上で、生田斗真からアドバイスをもらったことを明かした。 【写真】モード役を演じる黒柳徹子 ■黒柳徹子、松島聡の印象を告白 本作は1971年にアメリカで公開された映画「ハロルドとモード」の舞台化。ブラックユーモアを随所に散りばめながら、年齢差のあるちょっと変わった二人のラブストーリーと生きることの楽しさをコメディータッチに描いた作品で、今回で5回目の上演となる。主役で79歳のチャーミングな女性モードを黒柳が、モードに恋する19歳の少年ハロルドを松島が演じる。2020年公演の生田斗真、2021年公演のWEST.藤井流星、2022年公演のtimelesz佐藤勝利、2023年公演のSnow Man向井康二からバトンを受け継ぎ、松島ならではの、新たなハロルドを作り上げる。 5回目の上演となる本作への思いを黒柳は「5回目ですけど、毎回お相手が違うこともあるし、同じようにならないように新鮮な気持ちでできるように考えながらやりました」とコメント。松島の印象を聞かれると「とても役に合っている方だと思いました」と答え、松島に「あなたどっちかというとあれでしょ? 人の言うことをちゃんと聞くでしょ?」と質問した。松島は「はい、心がけています。聞くようにしています」と笑顔で答えていた。 ■松島聡、生田斗真からのアドバイス明かす 朗読劇に初挑戦する松島は「3代目ハロルドを務めた勝利の回を直接見させていただいたときに、見る側の人がいろいろな想像力を持ちながらこの景色を楽しむエンターテインメントだと思った」とした上で「動きすぎてもダメだし、ただ字面を読むだけでもダメという、バランスがすごく難しくて」と吐露。 「初の試みということもあって、生田斗真くんにアドバイスをいただいたんです」と明かし「斗真くんからのメッセージがすごく素敵で。『もちろん伝えたいことはたくさんあるけど、徹子さんを愛しなさい。とことん徹子さんを愛しなさい』とその言葉だけをいただきました」と告白した。黒柳は「よろしく言ってね」とほほ笑み、松島は「もちろんです」と笑顔。松島は「技術面の部分も教えてはいただいたんですけど、『徹子さんを心の底から愛してください』というメッセージが一番僕の中では響きました」とかみしめた。 3代目ハロルドの佐藤からは「聡ちゃんらしくやったら?」という言葉をもらったという。松島は「稽古場の段階で演出家のG2さんからも『自由にとにかく演じてほしい』という言葉もあったので、今は伸び伸びと僕が思うハロルドを演じさせてもらっています」と語った。 ◆取材・文=山田果奈映